庄田 愛海 Age:22

音楽とわたし

音楽は小さい頃から、物心ついたときからずっと好きです。三歳からピアノに通っていたし、音楽番組を録画して何度も見返して一緒に踊ってみたり、歌詞をノートに写して何度も歌ったりしていました。母も父も音楽が好きなので音楽を聴くことは小さい頃から日常でした。小学生の頃はモーニング娘。に憧れていて、小学校卒業式のときは「歌手になります」と壇上で叫びました。

 ずっと歌手になることに憧れを持っていましたが、行動しだしたのは短大生の頃でした。進路で編入するか、就職するかになって本当にやりたいことを考えた時、「歌手」という夢を追いかけてみようと思いました。行きたかった四年制大学にも入れなかったし、その大学にまた勉強して編入してまで教員になろうとも思わなかったし、就職したいなと思うとこは全部四大卒じゃなきゃ受け付けてなかったし、だったら一回も挑戦してこなかった夢を追うしかないと思ったんです。

 その日のうちにオーディションを探して、目に止まったのがカラオケ大会でした。高校生の時、軽音楽部でヴォーカルだったので人前で歌うのは慣れていたし好きだったのですが、知らない人が大半でしかもノってくれないアウエーのとこで歌うのは初めての経験でした。結果は決勝進出。そしてそれとは別に主催者が月に何回か行っているライブに出演しないかとお話をいただきました。そこからライブをすることが増えました。いろんなソロアーティストに出会い、いろんな刺激をもらいました。魅せ方がうまい人、本当に歌唱力がある人、トークがうまい人、集客力がすごい人…いろんな人に聞いて欲しくて歌ってるのに、うまい人がたくさんい過ぎて見向きもされないのがすごく悔しいこともたくさんありました。でも私の歌を好きだといってくれる人もいました。少しでも私の歌を聴いてくれる人がいて、待ってくれる人がいるならその人たちの為にもたくさん歌いたいと思ったし、その人たちがいるから頑張れるし歌えるんだと思いました。私の歌で感動してくれる、笑顔になってくれる、私の歌をたくさん聴いてくれるそれが何よりも嬉しかったです。

 そしてちょうど1年前、今のアイドルに入りました。「庄田愛海」の名前を少しでも広めて、少しでもファンが増えれば良いなと思って。でもソロで二年ほどやっていたので、グループってやりずらいなって思ったし、女の子の集団が苦手でグループをやりたいなんて思ったこともなかったので、どうしたものかと思ってもいました。今ではグループだから出来ること、グループだからこそのメリットも分かったし、メンバーみんなが個々の夢に向かって進んでいるからこそよき仲間であり良きライバルとして切磋琢磨でき、モチベーションキープにも繋がっています。

 でも実際ファンは大して増えてません。ソロでライブして呼べるのは頑張って20人。ファンが社会人、都外近郊ばかりっていうのもありますが、それにしても呼べてません。有名になってたくさんの人に歌を聴いて欲しい、でも数字、結果が全てなのについてこない。歌で成功する意外何も考えてないし、自信だけはある状態。だけどファンが増えないのは自分の力不足だということも分かっている。そんな感じです。

 そして今回、ソロで歌える大きなチャンスに出会いました。夢である歌手に近づける大チャンスだと思っています。配信だけで終わらせたくないし、次に繋がる様に全力で取り組みます。将来は日本の歌姫といえば「庄田愛海」だと言われるアーティストになりたいです。死んでも歌われ続けられるような名作を残したいです。聞いてくれる人の人生に寄り添うことが出来る様な存在になりたいです。歌であれば、歌うことができるなら頑張れます。

庄田 愛海

Age:22